1999/10/31

ravi lame mp3 encorderリリース

 SofthouseRaviより、Mac用MP3エンコーダ「ravi lame mp3 encorder 1030版」がリリースされました。シンプルながらGUIが実装されて、実用になるレベルに達しています。ソースコードも公開され、オープンソースプロジェクトであると宣言されています。
 ところで、SimpleTextってリッパーとして使えるんですね。知りませんでした(^ ^;


今日は昭和女子大でクラシック鑑賞(^ ^)
でもな〜、寝ちゃうよな...まぁ、夢心地で聞くのがいいんだけどね。

しっかしね〜宝塚の中国公演、題して「ブラボ〜宝塚」...なんとかならんのか? その名前....(笑)

おぉ、日付入れるの忘れてた(^ ^;
開設して2週間、結構記事も増えたしそろそろ古い記事は削除したいけど、バックナンバーを用意するべきか...

なぜか、いつもよりHitが多いような気が...


1999/10/30

早録MP3アップデータ配布

 特打シリーズでおなじみのソースネクストより「早録MP3」のアップデータ、「早録MP3 for Macintosh Ver 1.0.1」がリリースされていました(fromお宝さん)。
 僕は、このソフトの存在を知りませんでした...お恥ずかしい。

 AKKY事件も記憶に新しい受難の東芝ですが、新たに訴訟問題を抱えたようです。
 訴訟大国アメリカの消費者により起こされた集団訴訟で、内容は「同社製ノート型パソコンを使うとフロッピーディスクのデータが破壊される恐れがある」とのこと。
 和解に応じた東芝は、
(1)ノート型パソコン所有者に対して、修正ソフトを配布するなどして無料で修理する。
(2)アメリカの東芝製ノート型パソコン所有者のうち、3月5日時点で保証期間内だった消費者には200ドルまたは225ドル、保証期間が過ぎていた場合は100ドルのクーポン券を配る。
(3)昨年3月以降に購入した場合は、何らかの形で和解金を支払う。
そうです。和解にかかる費用は、1100億円...!
 しかし、この手の訴訟には巨額の評決が下される(日本企業なら特にね...)と判断し、和解に応じたたようです。
 でもねぇ、これぢゃ終わらないでしょうね...。これが済んだらきっと株主代表訴訟が...。
 ご愁傷様です。。。


Mac用MP3エンコーダを比較!

 act2よりリリースされている「MacMP3」、QDesignよりリリースされている「MVP Version 1.0」、そしてSofthouseRaviよりリリースされている「ravi mp3 encorder 1029版」、以上3種類のMP3エンコーダをテストしてみました。
 動作環境は、iMac(Rev.B G3-233MHz)&Mac OS 8.6、モニタスピーカーはSONY製SMS-1P、モニタに使用した楽曲は、Chaka KhanのNight In Tunisia(約5分の曲)です。今回はあくまでも、エンコード部分の比較です。公平を期するため、プレーヤにはQuick Time Playerを使用しました。


・エンコードスピード

MacMP3 約4分30秒
MVP 約2分30秒
ravi 約7分50秒

 エンコードは、MVPはCDから直接エンコードし、他の2者はAIFファイルからエンコードしました。可変ビットレートは使用せず、ビットレートは128kbpsです(MVPはデフォルトの設定が192kbps...アブないアブない)。当初、MVPのエンコード方法がわからず困りました...。起動して、右側の「CD」ボタンをクリック、タイトルリストがでますから、「RECORD」ボタンをクリックでエンコードが始まります。
 で、結果は...MVPの圧勝ですね。raviはまだ開発途上ですから仕方ありません。現在インターフェースの改良とスピードアップに取り組んでいるそうです。


・ノイズレベル

 これもMVPの勝利、ですが...なぜか原曲よりもノイズが少ないんです(笑)。曲の頭でChaka姉さん(なんかアブない...)がほとんどアカペラで歌うのですが、バックのノイズが原曲よりも減少しています。しかし、その残ったノイズが不自然に揺れて聞こえます。他の2者はほとんど互角、聞き比べるとややraviのほうがノイズが多いかな?って感じですが、差はごくわずかです。通常にモニタするぶんには、差はないと言ってもよいかと思います。


・音の揺れ

MacMP3 良好
MVP 希に揺れを感じる
ravi 良好

 以前の、質の悪いエンコーダで作成したMP3ファイルは、再生すると伸びたテープのようによれよれのサウンドになったものですが、今回テストしたエンコーダはどれも優秀でした。MVPの揺れについても、ごく希に、程度のものです。ソースによっても違うでしょうし、気にならないかたもいらっしゃると思います。


・音質

MacMP3 安心感のある、まとまりのある音質
MVP ドンシャリ傾向が強い
ravi シャープ、原曲に忠実

 
やはり音質は、それなりに違いがありました。
 MacMP3は、高域がやや暴れる傾向があるようです。しかし、決して耳障りなものではなく、むしろ派手に聞こえるよう意図的なチューニングを行ったのかもしれません。
 MVPは、ドンシャリです(^ ^) これは、意図的なものでしょう。ノイズの件も含めて、積極的な音造りを行っているものと思われます。一般的に、高域と低域を強調したサウンドをいい音、とするかたも多いようなので、この音を好むかたもいらっしゃると思います。
 raviは、正直驚きました。非常にすっきりと締まったサウンドです。高域の音質が良く、シンバル系の音が、ちゃんと金属の響きになっています。この音をおとなしく感じてしまうかもしれませんが、原曲への忠実度はかなり高いです。


・総評
 今回テストしたエンコーダはどれも優秀でした。それぞれの差は、善し悪しではなく、個性として考えてもよいかと思います。
 現状として、トータルな品質が高いのは、MacMP3ということになるでしょう。しかし、個人的にはraviに期待しています。現段階ではインターフェースが弱く、誰にでも使用できる、というレベルまでは達していませんが、これからがとても楽しみです。

※この記事を書いている10/29現在、SofthouseRaviの担当重松氏より、「本日よりインターフェース部分の作業に入ります。ソースコードも公開しますので、上級者の方が参加して頂ければ...」とのご連絡を頂きました。

estimate 4 Ver1.1リリース
 AIFファイルとMP3ファイルのサイズを再生時間から算出するMac用ツール「estimate 4」、がVer.1.1Jへアップデートしました。フォルダのドロップも可能になったとのこと。

 でも考えてみると、これ...僕的には別の意味で?使えるんですね(^ ^)
 通常、Audioエディタ系のアプリケーションは、扱うAudioファイルの長さに見合ったメモリの割り当てが必要です。「estimate 4」で、必要なメモリ使用量を計ることが出来るんですね!

 soxさん、ありがとう!


来週からお仕事(^ ^) 平日ぶらぶらできるのは今日(29日)が最後なので、秋葉原へ...
おぉ、MicroLOGIC AV4.0が店頭にある...Tomb Raider IIIももう売ってるんだ...
でも来月厳しいからな...

1999/10/29

QDesign MVPリリース

 QDesignよりMac&Win用のMP3エンコーダ&プレーヤ「MVP Version 1.0」がリリースされていました。詳細は...後ほど(^ ^;

ravi mp3 encorderリリース 続き

 下記でご紹介した「ravi mp3 encorder」ですが、レポートを送ったところ早速お返事を頂きました。
 次バージョンでは更なる音質アップ、可変ビットレート対応、エンコード速度向上、AIFファイルからのエンコードを実現しているとのこと...既にダウンロード可能になっています!(^ ^)
 詳細は、もう少々お待ちを...(^ ^;;

ravi mp3 encorderリリース

 ソフトハウスRaviより、Mac用MP3エンコーダ「ravi mp3 encorder 1027版」がリリースされていました。「現在はデバッグのための公開なのでレポートをお願いします」とのことです。まだ、wavファイルからのエンコードしかサポートされていないのが辛いところですが、音質も悪くなく、今後がとても楽しみです。
 サイト内で、MP3エンコードの特許問題について触れられています(この理由により、MPecker Encorderは配布を中止)。こんなに酷い状況だとは、僕も知りませんでした(^ ^; 興味のあるかたはご一読をお勧めします。

1999/10/28

もうひとつのOS-9とMP3

 「Mac OS 9」という名称の一部である「OS 9」が、登録商標を侵害しているとApple社に対し訴訟を起こしている、Microware社の「OS-9」があります。このOSは組込用途向けOSとのことですが、僕が10数年前に使用していた「OS-9」と同一の系統のものか、社名を忘れてしまったためわかりません(10/14の記事)。おそらく10数年間の歴史の中で、組込用途向けに特化していったものと思われますが...?
 で、同社のHPを覗いてみたところ、「Microware Adds MP3 Audio to OS-9」というプレスリリースを発見しました。僕は英語力がほとんどありませんが(^ ^; どうやら「携帯型MP3プレーヤには同社のリアルタイムオペレーティングシステムが最適であり、デベロッパーでの開発も進んでいる。今週San Joseで開催されるEmbedded Systems Conferenceで、MP3とOS-9の能力を示しているだろう。」という内容...のようです(^ ^;;
 近い将来、「Mac OS 9」でエンコードしたMP3ファイルを、「OS-9」で動作する携帯型MP3プレーヤで再生する、なんて環境が実現するのかもしれません。

 でも現在両社は喧嘩中...(笑)

1999/10/27

Macの音声環境について

 僕は、このHPの管理、創作活動、Webサーフ、メール、ゲーム等のすべてをiMac(Rev.B)1台で行っています。そろそろ4GBのハードディスクではきつくなってきましたが、それ以外で特に不満を感じてはいません。
 しかし、ただ1点だけどうしても改善して欲しい部分があります。
 僕は常に、「アピアランス」でプラチナサウンドをON、「日付&時刻」では時報を1時間毎に設定しています。ところが、(フルスクリーン再生時を除く)QuickTime再生時も、MP3再生時も、シーケンスソフトでのデータ再生時にも、これらのシステムサウンドが常に鳴ってしまうんですね(そりゃぁOFFにすればいいんでしょうけど、慣れちゃうとね...)。
 これが、各アプリケーションで見落とされている点なのか、それともアプリケーションでシステムサウンドのコントロールができない等の理由によるものなのかは、僕にはわかりません。
 でもやはり、音を扱うアプリケーションには、「再生時はシステムサウンドをOFF」チェックボックス等が必要だと思います。新型iMacでは、冷却ファンを廃して静寂性を高めたり、内蔵スピーカーにharman/kardon社製のサウンドシステムを導入したりと、サウンド面でも機能アップが図られています。しかし、更なるデリケートな音声環境の実現を、是非お願いしたいものです。

なんだか掲示板が...
 賑わってきました(^ ^)
 HPを開設したおかげで知り合えた人もいらしゃいますからね。やってよかったってホントに思います。ちょいと挫けそうになっていましたが、元気が出てきました。
 自分の予想よりHit数も増えてますしね。ご覧頂いているみなさん、ホントにどうもありがとうございます。m(_ _)m


mutuyo@Negative Clubberさん、いまいゆ@Pulita's Wild Adventureさん、"H"は無しよ! のかおりちゃん、実は知る人ぞ知るイチロにいさん、sox@patheticさん、わっはっは! ひろひろはん、そしてモントリオールでアメリカンドリームを実現した(笑)まんちゃん ありがとう!!
メイド姿の美女よりメールが届きました...うれしいな(^ ^)

1999/10/26

estimate 4リリース

 AIFファイルとMP3ファイルのサイズを再生時間から算出するMac用ツール、「estimate 4 v 1.0」がリリースされていました。逆にファイルサイズから再生時間を算出することも可能です。

 RAM容量の限られた、携帯型MP3プレーヤに入れる曲を選定するときに役立ちそうですね(^ ^)

1999/10/25

ピアニストの憂鬱

 ほとんどのピアノ教室では、「ピアノは指を立てて弾くのが基本」と指導しているようです。
 これが大きな間違いであることを、複数のピアニストから聞きました。確かにクラシック、ジャズを問わず、著名なピアニストで常に指を立てて弾いている人を見たことがありません。「日本から、世界に通用するピアニストがなかなか輩出しないのは、幼少時の間違った指導のためだ...」とまで言い切る人もいます。昨日午後2時から、テレビ朝日で「現代を駆ける人!! 坂本龍一の全てを一挙公開」という番組を放送していましたが、坂本教授も指を立ててはいませんでした。

 でもね、これがね〜...難しいところなんですよね。
 ギターも指を立てるのが基本、とされています。僕もそれに従い指を立てて弾いていますが、現在はむしろ指を寝かせて弾くようにしています。
 楽器の世界では「3T」という言葉を使います。「Touch」、「Technic」、「Tone」のことですが、こと「Touch」の面では指を寝かせたほうが有効かと思います。感情表現しやすいんですね。しかし初期の、正確な運指のトレーニングには指を立てたほうが良いようにも思えます。
 結局、楽器の練習をする、楽器を弾く、そして楽器を奏でる...に至る部分で指使いを変えていくべき、という結論に至りましたが...いかがなものでしょう...。

ちゃん、えみちゃん、どもね〜!!

1999/10/24

Visual Basic用MP3ライブラリ!?

 へ〜、こんなものがあるんですね? Visual BasicでMP3を操作可能にするライブラリ、「VBMP3 Ver1.36」リリースです。Real Basic(Mac用Basicコンパイラ)にもプラグインとかあったら面白いのに。
 ほ〜、フリーのWin用MP3エンコーダ「午後のコーダ」も...。
 いいなぁ、Win...。

Tripod日本語版のサービス開始
 ライコスジャパン株式会社は、無料ホームページサービス「Tripod」の日本語版を、10月29日から始めるとのこと。容量は12MBだそうです。
 GeoCitiesは4MBですからね、なんと3倍です。4分程度の曲をMP3ファイルにした場合、4MBくらいのサイズになってしまいます。このままでは新曲もアップできませんからね、引っ越しちゃおうかな〜。
1999/10/23

スノッブな人々...

 どんな世界にも、マニアとかオタクと呼ばれる方がいるようですが、マニアな方がマニアな世界で使う、独特の言い回しがありますよね? わかりやすい例では、クルママニアの世界でメルセデスのことは「メルツェデス」、ジャガーのことは「ジャグワー」と呼んだりするアレです。まぁ、クルママニアではなくてもスーパーカー世代の方でしたら、BMWのことは「ヴェーエムヴェー」と呼ばないとしっくりこなかったりするようですけど。
 しかし、それがクラシック音楽の世界にも存在することを最近知りました。
 友人から、偉大な作曲家「ドボルザーク」に関する質問をされて、インターネットで検索していたところ、とある掲示板を発見しました。滲み出るマニアな香りを嗅ぎつけた僕は、恐る恐るその掲示板を覗いてしまいました...。

 「いや、◯◯氏、ドヴォルジャークの良さっていうのはね...(以下省略)」

 いや〜驚きました。その中では誰一人「ドボルザーク」だなんて呼んだりしていません。なんと、「ドヴォルジャーク」です!(笑)。
 日頃から、ギターの練習でパガニーニのカプリースなんかを弾いたりしている僕、決してクラシック音楽に疎いほうではないと思っていましたが、自分の認識の甘さを思い知らされました。突然平手打ちを喰らった気分で、目の前が真っ白になりました(笑)。
 クラシック音楽の世界は、奥深いです...。

1999/10/22

mEditを試してみました

 MP3の道具箱さんで紹介されていた、「mEdit 1.0b3」を試してみました。
 使用にはQuickTime4.0が必要で、3.0の場合はMP2になるとのことですが、QuickTime4.0日本語版をインストールした僕の環境では、FileinfoのAudio LayerがII(MP2)になってしまいました。っていうか、Fileinfoの表示内容がおかしいかな?って感じです。
 このソフトのウリは、「MP3ファイルのまま編集ができる」です。シンプルな操作性でわかりやすいのには好感が持てます。
 で、もうひとつの特徴である「再生速度の変更ができる」ことに、期待を持っていたのですが...。残念ながら(っていうか当然か...?)速度変更に伴って音程も変化します。音程を保ったまま速度を変更できれば、楽器の練習、耳コピに最適なんですけどね。でもリアルタイムぢゃキツイかな?(^ ^;
 それにしても、今後がとても楽しみなソフトウエアです。

1999/10/21

MacMP3の新作Face!

 act2から、「MacMP3」用新作Faceが4種類、リリースされていました。
 ん〜、アルファチャンネル使用でスケルトン調、ということで仕方ないのかもしれませんが、あのパタパタ感はなんとかしてほしいです。

1999/10/20

シーケンスソフト「Ortina Liteweight」

 1年前、USBインターフェースしか持たず、内蔵FDドライブを持たないiMacでは、事実上MIDI環境を構築することができませんでした。そんな中、いち早くiMac対応をうたったのが、株式会社コギトのシーケンスソフト「Ortina」です。現在は新バージョンの「Ortina Liteweight」が発売されており、自分自身ベータテスターとしてチェックしていたことから、とても信頼しているソフトウエアです。そうそうこのソフト、開発はiMacで行ったそうです(^ ^)
 パッケージにはソフトウエアシンセサイザ、RolandVSC-88 for Macintosh」が付属しており、このパッケージひとつでとりあえず音が出てしまいます。
 しかし...ちょっと前からEmagicの「MicroLogicAV」に浮気しちゃってます(^ ^;
 うぅぅ...中島さんごめんなさい(^ ^;;
 でもね、Ortina Liteweightは、Standard MIDI Fileの書出しに一番信頼性があります。人にSMFを渡す時等、相手がどのようなシーケンスソフトを使用していても、Ortina Liteweightを通しておけば安心です。今のところ予定はありませんが、このサイトでMIDIファイルを公開することがあれば、SMFの作成はOrtina Liteweightで行います。というわけで、手放せないソフトなんですよね。

DJぴえ〜る@Techn-ethica ありがとう!!!

1999/10/19

あれ?「Winamp」がフリーウエア?

 Win用の超定番MP3プレーヤ「Winamp」が「Winamp is now freeware. 」とのこと。
 いいなぁ、Win...。

株式会社コギト中島さん、友人のもとみさんからお祝いのメッセージを頂きました。
花彫酒家西村さんからは、お祝いのビールを頂きました。
ありがとうございます!
おぉ! 中島さん、いよいよMP3業界に参入ですか?

1999/10/18

「SoundJam MP1.1 日本語版」、発売だそうで...

 ヒューリンクスから11月末発売のMac用MP3エンコーダ&プレーヤで、価格は未定だそうです。PowerPC G4の「Velocity Engine」対応で、MP3のエンコード速度最速を達成したとのことで期待は持てますが...。
 以下に続く...。

Velocity Engine? 誰も言わないから言っちゃうけど...
 現在のPowerMacに搭載されている「PowerPC」シリーズは、「RISC」チップCPU(Central Processing Unit)です。
 RISCチップの発想は、「命令セットをシンプルにして、動作速度の向上を図る」ですが、「Velocity Engine(AltiVec)」のような拡張命令セットはその発想からは完全に外れています。
 本来の思想としては、IBMのように高クロック化を図るのが王道と思えてしかたありません。高機能、高発熱、高消費電力、低動作クロックでは、何のためのRISCかわかりません。450MHzで、拡張命令セットに対応したアプリケーションしか高速に動作しないG4マシンよりも、すべてのアプリケーションで高速動作する、660MHz(あるいは800MHz?)のG3マシンのほうが魅力的に感じるのは僕だけでしょうか...?
 モトローラには、エレガントな命令セットで「究極の8ビットCPU」と呼ばれた「6809」を思い出してほしいものです。

1999/10/17

あ〜!? Quick Time Playerでもそのまま再生OK!

 今日、「GALLERY」コーナーでダウンロードを試してみました。コンテクストメニューから「リンクを別名で保存」を選択して、「種類」は「テキスト」のままでDLしたら、あれ!?、Quick Timeのアイコンでダウンロードが完了。ダブルクリックで、Quick Time Playerでの再生が可能になりました。今までなにやってたんだろ...僕(^ ^;
 結局、殆どの環境で問題なく再生できるのね...(^ ^;;

あ〜!? MacMP3でそのまま再生OK!

 インターネットでDLしたMP3ファイルが、そのままでは「MacMP3 プレーヤ」で認識されない、と思っていましたが、対象MP3ファイルからコンテクストメニューを開くと、「MacMP3 プレーヤで開く」項目が出てきます。これでそのまま再生してくれます! よかった、よかった!(^ ^)

MacでのMP3エンコード環境

 悪いです(^ ^; 選択肢がありません(笑)
 以前は、「MPecker Encoder」が精力的にバージョンアップをしていましたが、ライセンスの関係で現在は配布を中止しています。現在まともに使えるMac用のMP3エンコーダは、act2の「MacMP3」(日本語版で市販品)とProteronの「N2MP3」(英語版でシェアウエア)くらいしか思い浮かばないのですが、この二つ、言語の仕様以外同じものなんですよね(開発はMacMP3のact2とのこと...fromMP3の道具箱さん、他のエンコーダも紹介されていますが...)。
 ただこのエンコーダ、音質は悪くないです。以前から、MP3のウリは「CDクオリティーでサイズは10分の1」でしたが、その音質には疑問を持っていました。一部、「リアルタイムでのエンコードではないためMiniDiskよりも高音質」なんて意見もあったようですが、とても信じられるものではありませんでした(ちなみにMDは5分の1程度の圧縮です)。しかし、このエンコーダで作成したMP3ファイルは十分鑑賞可能なレベルです。高域の揺れも少ないですしね。
 でもねぇ、やはり非可逆圧縮、自分のオーディオデータのバックアップをMP3で保存はできません。音の密度は確実に減ります(う〜ん、JPEG画像とかと一緒なんですよね)。
 ちなみに、当初自分のAIFファイルをMacMP3でエンコードしようとしたら、認識してくれませんでした。途方に暮れてact2にメールを出したら、その日のうちに返答が来ました。「デスクトップの再構築をしてください」とのこと...解決しました(^ ^; まぁ、通常CDから直接MP3へエンコードするような用途がほとんどだと思いますが、MacMP3をインストールしたらデスクトップの再構築を行うことをお奨めします。

1999/10/16(オープン翌日)

おぉ! とりあえず100hit!!

 なんとか、3桁になりました(^ ^;
 でも半分は僕のアクセスです(^ ^;;

掲示板完成! しかし...
 いろいろ試行錯誤を繰り返していますが、一応完成しました。でも「改行」がうまくいきません。
 まぁ、一言記帳していってくださいな。

 えっちゃん千葉pさんからお祝いのお言葉を頂戴しました! ありがとうございます!

Winでの動作確認
 Winでのダウンロード、再生には問題がないことを確認しました。ただ、MP3プレーヤによってはタグが正常に表示されません。「MP3JUKEBOX」は正常に動作することを確認しています。

1999/10/15(正式オープン)

遂に、正式オープン!
 ようやく、正式にオープンしました。この数日、HPの作成に没頭していましたが、意外にあっさりこの瞬間を迎えました。
 しかし思い起こせば1年前、秋葉原でiMacを購入、タクシーでそのまま会社に持ち込みLAN接続、「おぉ! ホントに5分でインターネットだ!」と感動したものの、自宅に持ち帰ってからは「スタンドアローンのiMac? 意味ね〜ぢゃん!」等の陰口に耐え続け、会社でスターウォーズのデモムービーをDLしては十数枚のFDに分割して持ち帰り、MacOS-8.6のリリースの時は...会社でCD焼きました(笑...いや、こんなことやってたから失業したわけではありません)。
 そんな苦渋の日々から抜け出すために協力してくれた、ましゅ武田さん、ありがとう! pierre @ pierre designさん、田代さんからはお祝いのお言葉を頂戴しました!

 ありがとうございました!

ダウンロードについて

 懸念していたWin環境でのダウンロードですが、問題なく可能なようです。しかし...再生できない、との報告がありました。Macで作成したデータだと、そのままではダメなのかな? と思っていたら、
> WINの「MP3JUKEBOX」で再生可能でした。
とのご連絡を頂きました(田代さん、ありがとう!)。
 よかった〜、なんとかなりそうですね(^ ^)。
 ところで、Macで「リンクを別名で保存」を選択してDLした場合、ファイルの種類が「SimpleText編集不可書類」になってしまいます。「MACAST」ではこのまま再生できますが、「QuickTime」や「MacMP3」のプレーヤでは認識してくれません。一度「MACAST」で再生すれば、認識してくれますが...。だいぶ普及したMP3ですが、まだまだ個々の環境に左右されるようですね。

MP3再生レベルについて
 楽曲データは元々AIFファイルですが、Normalize(歪まない程度にギリギリまで録音レベルを上げる)して、MacMP3でエンコードしました。ところが...MacMP3のプレーヤでは綺麗に再生してくれますが、QuickTimeやMACASTでは歪んで(音が割れて)しまいます。通常、録音レベルは高いほど音質面、特にノイズ面で有利なので悪いことではないのですが、少々問題ありですね。
 ただ、この原因がMacMP3のエンコード時のレベルの問題なのか、MacMP3プレーヤーの再生レベルが低いのか、逆にQuickTimeやMACASTの再生レベルが高いのか、わかりません...。
 お手持ちのプレーヤで歪みが生じた場合は、プレーヤ側の音量を下げて、パソコン側(システムサウンド)で音量を調節してください。

1999/10/14(オーブン前日)

もうすぐ、正式オープン...
 1999年10月15日午前0時をもって、「Silhouette Studio」は正式にオープンします。
 なんとか、一応の形になりましたが、「GALLERY」コーナーのダウンロードの部分が、どうしてもうまくいきません...(; ;) ダウンロードは、Macの場合はコンテクストメニュー(controlキーを押しながらクリック)から「リンクを別名で保存」、Winの場合は右クリックで保存を選択してください。
(どなたか、アドバイスをお願いします...)
 ダウンロードができたか、無事曲を聴くことができたか、ご連絡いただけると非常にありがたいです m(_ _)m

Roland SOUND CANVASアップグレードご案内が届いたものの...
 先日、Rolandからソフトウェアシンセサイザー「SOUND CANVAS 3.0」アップグレードの案内状が届きました。前バージョンのユーザは、定価7,800yenのところ、3,900yenで購入できるとのことです。
 案内状はハガキサイズで、督促状みたいに圧着部分をビリビリはがすと往復ハガキのようになりました。この時点で無意識に「これは往復ハガキだ」思いこんだのが間違いでした...(^ ^;
 必要事項を記入後、半分に切り取って返送しようかなと思ったら、中央に「宛名面を切り取らずこのままFAXまたは郵送して下さい。宛名面が無きものについては、受注されない場合がございます。」と書かれてました。
 何の疑問も持たないまま、そのまま投函。翌日の郵便受けに案内状がそのまま配達されて来たのは言うまでもありません...(笑)
 Rolandさん、ごめんなさい。余計な郵便料金が発生してしまいました。
 でもさ〜、これ、僕だけぢゃないよ〜、きっと...(^ ^;

もうすぐMacOS-9リリース...もうひとつのOS-9
 は〜、「OS-9」ですか・・・
 十数年前、まだ8ビットマイコン(当時はパソコンとは呼ばなかった)の時代、ほとんどの機種がザイログ「Z80」(インテル8080の上位互換CPU、だったと思う...)を搭載している中、私の所有するF社FM-7はモトローラ「6809」(動作クロックはわずか2MHz)を2機搭載していました。
 補助記憶装置はまだまだカセットテープが主流で、フロッピーディスクドライブを使ってる人はお金持ち、ハードディスクを使ってる人は大金持ち、なんて時代でしたねぇ。なんてったって、10M〜20M(ギガではありません。メガです...)のHDが30〜40万円もしてましたし。それでも、「20Mなんて、一生かかっても使い切れね〜」なんて、本気で思っていました(^ ^;
 FDDの値段が下がり、一般へも普及し始めると、OSにも注目が集まってきました。80系のCPUには「CP/M」(あれ、C-P/Mだっけ? C/PMだっけ? 忘れた...)68系のCPUには「FLEX」が定番でしたが、そこに6809用のOS、「OS-9」が登場しました。
 「CP/M」や「FLEX」が、FD関連のコマンドがメインのいわゆるDOS(Disk Operating System)だったのに対し、「OS-9」は完全なOSでした。なんてったってウリは、「マルチタスク、マルチユーザ、マルチウインドウ」でしたし。
 プログラマへの要求も高く(現在はもっと高いのでしょうけれども...)、アセンブラでアプリケーションを組む場合、リロケータブルでリエントラント(リカーシブでしたっけ?)なコードにする必要がありました。しかし、「BASIC09」という強力なBASICコンパイラがありましたねぇ。
 その後、コンピュータ業界から完全に足を洗った僕が、またまた6809直系のモトローラ製CPUを搭載したパソコンで、マルチタスク、マルチユーザ、マルチウインドウな「(Mac)OS-9」を使うことになろうとは・・・歴史は繰り返しますねぇ(笑)
 でもまだ予約してません(^ ^;

(う〜ん、当時の記憶を元に書いていますので間違いがあったらごめんなさい。ツッコミメール歓迎します。)